生理痛の基礎知識




妊娠初期の症状と生理痛



生理痛があり生理が起こると「妊娠していないのね」と考えがちです。

しかし、稀に「妊娠の初期症状」と生理の区別がつかないという場合があるようです。

妊娠初期に、腹痛やお腹の張りなどを感じたり、生理のような出血があったりして「妊娠していない」と想っていたのに、次から生理が来なくて慌てる、という人がいます。

妊娠中には、子宮の収縮によって痛みが起こります。

これは、1日に何回か感じる人が多いようです。

しかし、妊娠を継続させたい場合には、お腹の張りや痛みをなるべく治すようにしなければならない、と言われています。

子宮が収縮することで、胎児に送られるべき栄養、酸素が少なくなっていると考えられるからです。

しかしこの段階で「生理があった=妊娠していない」と考えていると、当然ですが「いつもの生理痛」と考えて、充分に休息をとらなかったり、鎮痛剤を多用してしまったりするかもしれません。

特に、妊娠を希望する人は、基礎体温をつけて「妊娠しているかどうか」を判断できる状態にしておくことが、望ましいでしょう。

また、妊娠をまだ望んでいなかったという人の場合にも、早い段階で心を決めることが大事です。

そのためには、女性が積極的に基礎体温をつけて、心身の状態に注意を払うようになるといいですよね。


生理痛の基礎知識
生理痛が起こる仕組み
生理痛とメンタルの関係(1)
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